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プラスチックの化学薬品耐性

プラスチックの化学薬品耐性
化学薬品耐性表(P.327~)は一般的な指標を示したものです。製品の化学薬品に対する耐性は様々な要因によって影響されるため、実際の使用条件で試用を行って下さい。この化学薬品耐性表はラボウエアと50Lまでの容器に関するものです。

プラスチックに対する化学薬品の影響
化学薬品はプラスチックの強度、柔軟性、表面、色、大きさ、重さなどに影響を与えます。これらの変化を生み出す基本的な要因には以下の相互作用があります。

1. ポリマーの化学的な影響
酸化を含む構造変化
官能基の反応
分解

2. 物理的な変化
プラスチックの軟化・膨潤

2種類以上の化学製品を混合すると反応が起こります。また、薬品耐性に影響を与える他の要因として温度、気圧、圧力(遠心など)、薬品の反応時間と濃度などがあげられます。
温度が上昇するにしたがって耐性は低くなります。プラスチック製品の内部で複数の化学薬品を混合・希釈すると予期できない反応や温度上昇反応(化学耐性を低下させる)を招くおそれがありますので、ご注意下さい。
■ストレスクラッキング
ストレスクラッキングは、ある種の薬品によって引き起こされるプラスチック材質のクラックを指します。この破損は化学的な影響によるものではなく、張力・(ストレスクラッキングを発生させる)試薬類・(ストレスクラッキングに対する)プラスチック感受性の3つの要因が重なって生じます。
ストレスクラッキングの原因となるものとして一般的に洗浄剤、表面活性剤、潤滑剤、オイル、超純水や光沢剤、湿潤剤などの添加物等があげられます。これらは比較的低濃度でも破損を生じる原因になります。
ある種の薬品の混合・希釈は熱を発生し製品の破損を招くおそれがあります。実際の使用条件で試用し、正しく安全な方法で使用して下さい。
材質コード

【旧名称】
*1 LPE:直鎖ポリエチレン
*2 CPE:コンベンショナルポリエチレン
*3 PA:ポリアロマー



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