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IWAKI TE-32の特性

6.電気的性質
ガラスは、電子工業分野において絶縁体、照明
灯、電子管部品などにひろく使われていますが、
IWAKITE-32GLASSは体積抵抗および、表面抵抗が高く、かつなめらかな表面をもっています。またアークの作用によって、炭化されたり、伝導性をもつことがなく、誘電損失が小さい特性をもっております。
IWAKITE-32GLASSのそれら特性を[第5表]
示しました。温度とそれら特性との関係を[第4
図][第5図][第6図]
に示しました。
●第5表 IWAKI TE-32 GLASSの電気的性質

●[第4図] IWAKI TE-32 GLASS の温度と体積抵抗の関係

●[第5図] IWAKI TE-32 GLASS の温度と誘電力率の関係

●[第6図] IWAKI TE-32 GLASS の温度と誘電率の関係


7.光学的性質
IWAKITE-32GLASSは精製された鉄分の少ない原料を使用していますので、透過率も非常に良好です。屈折率はnD=1.47です。[第7図]にIWAKITE32GLASSの分光透過率を示しました。
屈折率の測定値を[第6表]に示します。IWAKITE-32GLASSはタンクによる連続熔解を行なっていますが、光学ガラスほどの均質性はありません。[第7図]および[第6表]は保証値ではありません。
●第6表 IWAKITE-32 GLASSの屈折率

●[第7図] IWAKITE-32 GLASSの分光透過率 (厚さ1.9〜2.1mm)(紫外線380nm以下、可視光線380〜770nm、赤外線770nm以上)


8.化学的性質
ガラスの化学的耐久性とは化学的耐食性をいいます。ガラスは大気中に放置すると、空気中の水分、炭酸ガスその他によって表面は多少おかされます。耐食性は化学的侵食に対するガラスの抵抗力の度合いで判断しますが、 Na2OおよびK2Oの成分のきわめて少ないIWAKITE-32GLASSは、酸性物質および蒸留水による腐食量が他のガラスに比較して、特に少量です。
IWAKITE-32GLASSの腐食性を重量損失で示すとa)、b)、c)のとおりです。しかしフッ化物を含む燐酸、熱燐酸、フッ化水素酸および熱アルカリのご使用はお薦めできません。フッ化水素酸には、いかなる温度においても腐食されますが、希薄な少量の溶液の場合には顕著な腐食はありません。室温でのアルカリ性水溶液に対する腐食はごくゆるやかですが、温度が40℃以上になると侵食は急に速くなります。アルカリ性水溶液およびフッ化水素酸の水溶液の温度および濃度と侵食速度の関係を[第8図][第9図][第10図][第11図]に示しました。

a)蒸留水アルカリ溶出量0.06mL
(日本薬局方注射剤用ガラス容器試験法(3)アル カリ溶出試験第1法)
表面重量損失0.001mg/cm2(100℃ 6時間)
b)水蒸気(表面重量損失 mg/cm2)

c)酸・アルカリ(表面重量損失 mg/cm2)





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